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経理の転職(未経験)

経理に男はなれないの?経理採用のリアルな実態を紹介!

男は経理になれない?経理男子のリアルな転職事情を解説!

男は経理になれない?経理男子のリアルな転職事情を解説!

男は経理になれないの?

↑結論から言うとなれます。

テレビドラマなどを見ていると「経理=女性」という感じで描かれることが多いですよね。

ですが、実際の経理現場は様子がかなり違うんです。

むしろ、経理として出世していくのはほとんどが男性だったりしますからね。

この記事では、男性目線で経理という職場のリアルな実態を紹介します。

これから経理への転職を目指す「将来の経理男子」の方はぜひ参考にしてみてください。

この記事の目次

「経理に男はなれない」は嘘?

「経理に男はなれない」という意見は事実ではありません。実際、経理の現場には男性も多く活躍しており、役割や立場によって男女比率は異なります。

ここでは、以下のようなことを説明します。

  1. 経理スタッフ(末端業務)の男女比率は圧倒的に女性が多い
  2. 経理の管理職クラスは男性ばかり
  3. 経理男子は結婚できない?
  4. 男性経理の平均年収について

以下では、それぞれの内容について詳しく解説していきます。

 

経理スタッフ(末端業務)の男女比率は圧倒的に女性が多い

経理の末端業務を担当するスタッフ職(つまり役職のないヒラ社員)においては、経理は女性の割合が高いです。

感覚的には8割女性、2割が男性という感じでしょうか。

女性中心の職場ですから、人間関係には非常に気を配る必要があります。

また、ある程度の企業規模の経理部では、経理部でも担当職種がかなり厳密に分かれていることが多いです。

売上担当、仕入担当、経費担当みたいな感じですね。

それぞれの担当職種で「派閥」とまでは言わないものの、人間関係が分かれているケースもあるので注意が必要です。

 

経理の管理職クラスは男性ばかり

その一方で、管理職クラス(経理課長や経理部長)になると、そのほとんどが男性になります。

こちらも感覚的にいうと、男性管理職9割、女性管理職1割という感じでしょうか。

管理職クラスになると、経理は女性比率と男性比率が逆転するんですね。

経理という職種は会社の「お金にまつわる情報」がすべて集まってくる部署です。

全従業員のお給料の金額から、社長や役員が接待費でどこのクラブに行ってるか?みたいな情報まで入ってきます。

こうした情報をコントロールする立場である経理の管理職となると、

ある程度の勤続年数の長さがある人でないとなれません。

目安としては、10年ぐらいかけて経理課長、20年ぐらいかけて経理部長になっていく感じ。

女性でひとつの会社でこれだけ勤め続ける人の割合は圧倒的に少ないのが日本社会の実情ですから、

必然的に経理の管理職となるのは男性が中心ということになるのです。

(それがいい悪いはさておき、そうなっているのが現状です)

もちろん、企業によってこのあたりの出世コースに差はありますが、

会社への忠誠心のようなものを求められるのが経理の管理職であり、その条件を満たすのは必然的に男性が中心ということですね。

 

経理男子は結婚できない?

経理男子が結婚できないというのは、ひと言で言えばまったくのデマですね。

私自身も経理やってますが、30歳の時に普通に結婚して子供も1人います。

一緒に働いている経理部の男性も20代で結婚している人もたくさんいますよ。

むしろ、経理という職種は結婚相談所や合コンその他、

いわゆる出会いの場では「安定感のある仕事をしている男性」として好まれる方ではないでしょうか。

もちろん、医者や弁護士などと違って大人気!というようなことはないでしょうが、

さすがに「経理の男なんかとは結婚したくない」と思う女性は少数派だと思いますよ。

経理男性って基本的に本社の管理部門でずっと働くので、普通に出世コースだったりしますからね。

 

男性経理の平均年収について

男性経理の平均年収は、未経験入社だと約350万円〜400万円程度から始まることが多いでしょう。

この時期は同期入社の営業マンなどと比べるとやや低い年収になるでしょう。

そこから役職がつくごとに年収は上がっていき、経理課長クラスなら年収500〜600万円程度が相場ではないでしょうか。

さらに経理部長、役員と上がっていけるかどうかは能力にもよりますが、

上場企業の経理部長クラスになれば年収1000万円を超えるケースも普通にあります。

【天国と地獄】経理は「入社する会社」でミスるとこんな辛いことになります…。
 

男性が経理職に転職成功するコツ

男性が経理職への転職を成功させるためには、以下のような戦略的なアプローチが必要です。

  1. 管理職候補の求人を狙う
  2. 女性が多い職場に適応する
  3. 経理だけでなく財務もできるようになろう
  4. いきなり大企業経理!でなく中小企業経理の求人を狙おう
  5. 採用確率を上げたい人は経理専門の転職エージェントを使おう

以下では、それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。

 

1. 管理職候補の求人を狙う

男性が経理職への転職を目指すなら、「管理職候補」として募集されている経理求人をメインで習うのが良いでしょう。

男性は女性に比べて勤続期間が一般的に長いため、将来の管理職(幹部候補)としての役割を期待されることが多いためです。

逆にいうと、管理職を目指さない男性の場合、圧倒的に多数の女性応募者の中で自分の強みをアピールするのが難しくなります。

 

2. 女性が多い職場に適応する

女性が多い職場に適応するためには、まず「コミュニケーション能力」が重要です。

職場での円滑な人間関係は、仕事の効率を高めるための鍵となります。

特に経理のような職種では、チームワークが求められる場面が多いため、積極的にコミュニケーションを取る姿勢が大切です。

また、柔軟な「思考力」も必要です。

女性が多い職場では、様々な視点からの意見やアプローチが求められることがあります。

そこで、固定観念にとらわれず、柔軟に対応できることが適応のポイントとなります。

さらに、職場の文化やルールを理解し、尊重する姿勢も重要です。

これにより、職場環境にスムーズに溶け込むことができ、信頼関係を築くことができます。

最後に、自己成長の意識を持ち続けることが、長期的なキャリアアップにつながります。

 

3. 経理だけでなく財務もできるようになろう

経理職において、男性が「財務」スキルを身につけることは、キャリアの幅を広げる大きな一歩です。

↓経理と財務の違いは、ざっくりいうと以下のような感じです。

  • 経理=決算書を「作る」仕事
  • 財務=決算書を「使う」仕事

簿記のルールに従って日常の会社の取引を会計仕訳として処理していき、最終的に決算書(損益計算書・貸借対照表)を作るのが経理の仕事です。

一方で、財務は経理が作成した決算書を使って、財務分析を行ったり、金融機関との融資交渉を行ったりするのが仕事です。

これは経営層と直結する仕事ですので、財務についての知識や経験をアピールできれば、経理としても採用される可能性は高くなるでしょう。

特に男性経理は、管理職への昇進を目指す上で、財務の知識が求められることが多いです。

経理と財務はひとつの部署で同じ人が担当していることもありますが、

ある程度の規模の会社になると別の部署となっていることが多いです(経営企画や財務部などの名称)

 

4. いきなり大企業経理!でなく中小企業経理の求人を狙おう

未経験から経理職への転職を目指す場合、大企業よりも中小企業の経理求人を狙う方が無難です。

大企業の経理部は未経験者を新卒や第二新卒でうめることが多いため、

すでに社会人になってある程度の時間が経っている人は、大企業経理の求人に応募してもなかなか採用されにくいのが現実です。

もちろん、経理の実務経験者であれば大企業経理でも採用される可能性は十分にあります。

なので、最終的には大企業経理で働きたい男性も、まずは中小企業の経理求人で経験を積み、そこから大企業経理へとステップアップを目指していくのが良いでしょう。

中小企業では、経理業務を一人で幅広く担当することが求められます。

そのため、実務経験を積むには絶好の環境です。

財務や税務など、経理業務の幅広いスキルを身に付けることができ、将来的に大企業への転職も視野に入れることができます。

また、中小企業の経理職は、企業の規模や人数が小さい分、上司と密接に仕事ができるため、スキルアップが早いのも特徴ですね。

 

5. 採用確率を上げたい人は経理専門の転職エージェントを使おう(無料で使える)

経理職への転職を成功させたい人は、転職エージェントは必ず使うようにしましょう。

転職エージェントは、採用担当者との面接アポとり〜志望動機など応募書類の作成や面接対策、年収交渉の代行までサポートしてくれます。

転職エージェント会社は採用を行う企業側が支払う広告費によって運営されているので、私たち転職志望者は最初から最後まで完全無料で使うことができますよ。

(応募〜内定後まで、お金を請求されることはいっさいありません)

なお、経理は一種の専門職なので、「経理専門」をうたっている転職エージェント会社を活用するのが大切です。

転職サイトにもそれぞれターゲットがあるため、経理専門のところとそうでないところ(リクナビその他)を比較すると、あつかっている求人の質がかなり違うんですね。

(当然ながら、経理専門の転職サイトの方が質の高い求人を見つけやすいです)

転職活動の成否は「良い求人に出会えるか?出会えないか?」によって決まってしまう部分も多いです。

経理への転職を目指す人は必ず経理専門の転職サイトで求人を探すようにしましょう。

【天国と地獄】経理は「入社する会社」でミスるとこんな辛いことになります…。
 

経理に向いている男性の特徴

↓経理職に向いている男性には、以下のように共通した性格的特徴があります。

  1. 数値化(定量化)して考えられる人
  2. 計画的にものごとを進める人
  3. 個人プレーよりチームプレーな人
  4. 勉強が好きな人
  5. 几帳面で整理整頓が好きな人
  6. ルーティンワークも飽きずにこなせる人

それぞれの特徴について詳しく解説していきます。

 

1. 数値化(定量化)して考えられる人

数値化して考える人は、経理職に向いています。

経理の仕事は、日々の業務で「数字」を扱うことが多いため、データを客観的に分析し、数値に基づいて判断する能力が求められます。

例えば、月次決算や予算管理では、過去のデータをもとに将来の計画を立てることが必要です。

こうした業務では、数字に対する理解力が高い人が活躍しやすいです。

また、数値化することで、業務の効率化や改善点を見つけやすくなります。

男性が経理職に就く際には、このような「数値化」のスキルが大いに役立つでしょう。

数字を「武器」にして、経理の世界でキャリアを築くことが可能です。

 

2. 計画的にものごとを進める人

計画的にものごとを進める人は、経理職において非常に重要な役割を果たします。

特に男性が経理職に転職する際、このスキルは大きな武器となるでしょう。

経理の業務は、月次決算や予算編成など、定期的なタスクが多く、計画性が求められます。

計画的な人は、業務の優先順位をつけ、効率的にタスクをこなすことができます。

これにより、業務の正確性が向上し、周囲からの信頼も得やすくなります。

さらに、計画的なアプローチは、チーム全体のパフォーマンス向上にも寄与します。

経理部門では、突発的なトラブルも発生しがちですが、計画的に準備をしておくことで、迅速かつ柔軟に対応できるのです。

このような計画性は、特に「男性経理」が管理職を目指す際に大きなアドバンテージとなります。

したがって、計画的にものごとを進める能力は、経理職でのキャリア成功に欠かせない要素となるでしょう。

 

3. 個人プレーよりチームプレーな人

個人プレーよりチームプレーを重視する男性は、経理職において非常に有利です。

経理の現場では、数字を扱うだけでなく、他部署との連携やチーム内での情報共有が欠かせません。

特に、月次決算や予算編成などのプロジェクトでは、チームワークが求められます。

男性がこのような環境で成功するためには、他のメンバーと円滑にコミュニケーションを取り、共同で目標を達成する姿勢が重要です。

「経理」職は、単なるデータ処理ではなく、組織全体の動きを理解し、チームとして成果を出すことが求められます。

また、男性経理担当者がチームで活躍することで、職場の多様性が高まり、より柔軟な発想や効率的な業務遂行が可能になります。

こうした特性を持つ男性は、経理職でのキャリアを築く上で大きな強みとなるでしょう。

 

4. 勉強が好きな人

勉強が好きな人は、経理職において非常に重要な資質を持っています。

経理の仕事は、常に変化する税法や会計基準に対応する必要があり、継続的な学習が求められます。

特に男性経理担当者は、専門的な知識を深めることで、キャリアアップのチャンスをつかむことができるでしょう。

例えば、簿記検定や税理士資格の取得は、スキルを証明するだけでなく、職場での信頼を高める要素となります。

また、勉強熱心な姿勢は、チーム内でのリーダーシップや問題解決能力の向上にも寄与します。

さらに、AIやDXの進展により、経理業務は高度な分析力が求められるようになっています。

これに対応するためには、新しい技術やトレンドを積極的に学ぶ姿勢が不可欠です。

勉強が好きな人は、これらの変化に柔軟に対応し、経理職での成功を手にする可能性が高いと言えるでしょう。

 

5. 几帳面で整理整頓が好きな人

几帳面で整理整頓が好きな人は、経理職において非常に重要な資質を持っています。

経理の仕事は、日々の「帳簿管理」や「書類整理」が欠かせないため、細かい部分まで気を配ることができる几帳面さが求められます。

特に、正確なデータ入力や「ファイリング」など、ミスが許されない作業が多いので、整理整頓を好む性格は大きな強みです。

また、整理整頓が得意な人は、効率的な「業務フロー」を構築することができ、チーム全体の生産性向上にも貢献できます。

このような特性は、経理部門の「信頼性」や「透明性」を高めることにもつながり、職場での評価を高める要因となります。

したがって、几帳面で整理整頓が好きな人は、経理職において非常に有利な位置に立つことができるでしょう。

 

6. ルーティンワークも飽きずにこなせる人

ルーティンワークを飽きずにこなせる能力は、「経理職」において非常に重要です。

日々の業務は、請求書の処理や帳簿の記帳など、同じ作業が繰り返されることが多く、忍耐力と集中力が求められます。

このような「単調な作業」を続けるためには、自己管理能力が鍵となります。

例えば、タスクを細分化し、短時間で集中して取り組むことで、効率よく業務を進めることができます。

また、毎日のルーティンに新しい方法を取り入れたり、目標を設定することで、モチベーションを維持することも可能です。

さらに、チームでの協力やコミュニケーションを大切にし、業務の改善提案を行うことで、職場環境の向上にも貢献できます。

こうしたスキルは、経理職の「男性」にとっても大きなアドバンテージとなり、キャリアの成功に繋がります。

 

まとめ

今回は、男性経理の転職事情についてお話ししました。

「経理といえば女性」というイメージはなぜか日本社会では定着していますが、

実際には男性でも未経験から経理に転職することは十分可能です。

むしろ、経理として管理職まで出世していくのはほとんどが男性ですし、

上場企業経理の管理職ともなれば年収1000万プレーヤーもザラにいますよ。

経理は安定してキャリアを積んでいける安定した職種です。

ぜひ男性も経理職を目指してみてほしいですね。

 

【天国と地獄】経理は「入社する会社」でミスると辛い。

これから経理への転職を目指す方に、ひとつだけ知っておいていただきたいことがあります。

それは、経理という職種は「どういう会社に入社するか?」によって、働く環境がまったく違うことです。

↓例えば、この2つの求人を見てください。

(実際に募集されている経理求人です。募集地域だけ消してあります)

(未経験OKの経理求人:年収250万円スタート)

(未経験OKの経理求人:年収400万円スタート)

>>経理の実際の求人を見てみる方はこちら

 

↑この2つはどちらも未経験OKの経理求人ですが、

年収が150万円も違います。

(上は年収250万円・下は年収400万円)

同じ未経験者なのに、入社する会社によって稼げる金額が1年間で150万円も違うんです。

(毎月のお給料で12万円ぐらいの差)

1つ目の求人に応募した人と、2つ目の求人に応募した人とでは、

1年後の貯金額に150万円も差がついてしまうってことですね。

2年後には300万円

3年後には450万円の差です。

貯金450万円あったら国産の新車が余裕で買えますね。

中古ならベンツとかでも買えるかな。

(ご自分の好きなものに置き換えて「何が買えるか?」をイメージしてみてください)

同じ未経験者なのに、こんなふうに年収で大きな差がついてしまうなんて、なんだか不公平な気がしますよね。

 

なぜこうなってしまうのか?

↓実は、これにはちゃんと理由があるのです。

 

同じ経理未経験者なのに、年収で150万円も差がつく理由

経理の給料って、営業マンとかと違ってすべて固定給です。

成績によってボーナスが出たりとか、そういうことが基本的にありません。

良くいえば給料が安定している職種なんですが、

悪くいうと「個人プレーでのがんばり」がお給料に反映されにくい職種でもあるんですね。

 

これが何を意味するか?というと、

経理のお給料は、自分自身の能力にかかわらず、

「会社の業績」によってほぼ決まってしまうってことなんです。

会社の業績が良ければ、経理の給料もそれに合わせて高くなりますが、

会社の業績が悪いと、経理の給料はずっと低いままになってしまうんです。

同じ未経験者なのに、年収で150万円も差がついてしまう理由がこれです。

 

つまり、

会社の業績が良くて、今後もどんどん伸びていくホワイトな会社に入ることができたら、経理未経験者でも入社当初から高い年収を稼げます。

(例:上の年収400万円の経理求人)

 

一方で、業績の悪い斜陽産業のブラック企業に入ってしまうと、どんなに優秀な人でも、安いお給料しか稼げません。

(例:上の年収250万円の経理求人)

 

実際、能力的にとても優秀で、性格も真面目なのに、

業績の悪い会社に入ってしまったばっかりに「年収300万円もない…」みたいな状態で苦しんでるベテラン経理って、世の中にはたくさんいますからね。

 

↓まとめるとこうです。

  • 業績の良いホワイトな会社に入社した経理。
    (→最初から高い給料を稼げる)
  • 業績の悪いブラックな会社に入社した経理。
    (→ベテランになっても安い給料…)

経理はどういう会社に入るか?が決定的に重要ってことですね。

もちろん、仕事ってお金だけではありませんが、同じ働くなら少しでもたくさんお金稼げる方が良いに決まってます。

 

同じ未経験者としてスタートラインに立っていても、

その時点ですでに大きな差がついてしまっている…って事態がありえることを、ぜひ理解しておいてください。

>>【スキルは不要】経理未経験者が業績の良いホワイト会社に入る方法

 

業績の悪いブラック会社は、職場の雰囲気も最悪…

あと、これも地味に重要なポイントなんですが、

経理の職場の雰囲気って会社の業績の「良い/悪い」によってガラッと変わったりします。

業績の悪い会社というのは、職場の雰囲気も最悪です。

みんな安い給料に不満を抱えながらしんどい仕事してるんでイライラしてますし、

業績悪い会社に限って、営業マンがやたらいばってたりしてて社員どうしがギスギスしてるんですよね。

先輩がろくに仕事を教えてくれず放置され、しかもミスをしたら怒られるとか、

お局(おつぼね)みたいなベテラン社員がいて、毎年新人を精神的に追い込んで退職させまくってるとか…。

↑こういう不毛で誰も幸せにならない働き方をしてる会社って、だいたい業績の悪い斜陽産業だったりするんです。

 

 

貧すれば鈍する」なんてことわざもありますが、

お金がなくなってくると人間やることが低レベルになってくるものなんですね…。

この点、業績の良いホワイト会社は雰囲気がとても明るいです。

業績が良いと人材育成にかけるお金があるので、新人研修なども充実していることが多いですから、しっかりと業務知識を身につけた上で安心して現場に入っていくことができます。

 

未経験で入社する会社でどういう教育を受けたか?って、その後のキャリアに大きな影響を与えたりします。

未経験でよくない先輩の下に配属されて、悪い仕事のしかたを身につけてしまったら、その後に転職してもろくな評価をしてもらえなくなったりするんですね。

未経験の人ほど「どういう会社に入るか?」は重要であることを理解しておいてください。

>>【スキルは不要】経理未経験者がホワイトな会社に入る方法

 

業績の悪いブラック企業で働く経理はマジできつい

少しだけ想像してみてください。

↓あなたが未経験の新人として入社するなら、この2つの職場のどちらがいいでしょうか?

ブラックな職場…

  • 年収250万円(月給約20万円)
  • 新人研修なしでいきなり現場に配属され、右も左もわからない現場でアタフタしながら仕事を覚えていく…。
  • みんなイライラしていて仕事を教えてくれない。教えてもらっていない仕事でミスをしたら激怒される。
  • ベテランのお局が毎年新入社員をいびって退職に追い込み喜んでいる職場…。
  • 部署どうし(特に経理部と営業部)の仲が悪く、年中不毛な争いをしていて疲弊する。

ホワイトな職場

  • 年収400万円(月給約33万円)
  • 給料高めなので余裕のある生活ができ、毎月10万円以上貯金できる。
  • 経理としての新人研修をじっくり受けてから、安心して現場に出ることができる。
  • 現場でも新人1人につき1名の教育担当者がついてくれ、一人前になるまでゼロから仕事を教えてもらえる。
  • 人間関係がおだやかな職場で、尊敬できる上司や先輩に囲まれて働ける。

↑普通に考えて、選ぶなら給料高くて人間関係も良いホワイトな職場(年収400万円)ですよね。

もちろん、ホワイトな職場でも「仕事が楽ちん」なんてことはないですよ。

仕事に慣れるまではどんな職場でもしんどいことはたくさんあるものです。

ですが、同じ働くならお給料はちょっとでも高い方が良いに決まってるし、一緒に働く人たちとの人間関係もスムーズな方が絶対いいですよね。

何度もくりかえしになり恐縮ですが、経理は「どういう会社に入社するか?」によってその後の人生が大きく変わってしまうことをぜひ覚えておいてください。

 

未経験OKの経理求人はどこで探せば見つかるの?

ここからは、経理としてホワイト企業に入るには、具体的に何をどうしたら良いのか?について解説します。

結論から先に言ってしまうと、経理の転職は「どの転職サイトで求人探すか?」でほぼ決まることを知っておいてください。

>>経理におすすめの無料転職サイトはこの2つ

 

学生時代の就活とかだと、

「とりあえずリクナビとかマイナビに登録して、

説明会のお知らせとかが来て、

参加したらその場で人事の人たちがていねいに勧誘してくれて、

その場でエントリーシートを書いて、

気づいたら面接に進んでいて…」

↑みたいな感じで、なんとなくの受け身でやっててもわりとスムーズに進んでいきますよね。

 

ですが、社会人の転職活動は、学生の就活とはかなり違います。

とにかく「ここいいかも!」思えるような会社を見つけるのが難しいんです。

特に経理の未経験者向け求人を見つけるのは難しい。

転職サイトで求人検索をかけても、

  • 「経理の実務経験2年以上の方」
  • 「年次決算業務の経験がある方」
  • 「会計ソフト(弥生会計)を使った実務経験がある方」

↑など、実務経験者しか応募できない経理求人ばかり…で、

未経験者応募OKの求人はなかなか見つかりません。

(このタイミングで「やっぱり未経験者に経理は厳しいのか…」とあきらめてしまう人も多い)

 

なぜ、こうなってしまうのか?

これは、ほとんどのケースで使う転職サイトを間違えているのが原因です。

経理の求人を探すなら、経理専門の転職サイトを使わなくてはいけません。

↓転職サイトって、以下のようにいろんなところがあるんです。

「不動産業界専門・金融業界専門・コンサル業界専門」など業界に特化した転職サイトもありますし、

「年齢20代の人専門・35歳以上の実務経験者専門・ニートやフリーター支援専門」など年齢や属性に特化した転職サイト、

「営業職専門・エンジニア専門・法務職専門」など業種に特化した転職サイトもあります。

サイトによってターゲットにしている層がぜんぜん違うので、

あなたの属性や志望職種に合った転職サイトを選ぶ必要があるんです。

もし、自分に合っていない転職サイトを選んでしまうと、

本当は良い求人はたくさんあるのに「自分が応募できる求人は1件もないんだ…」なんて誤解をして落ち込むことにもなりかねません。

(これは非常にもったい無いです)

 

経理志望者におすすめの無料転職サイトはこの2つ

こういう悲しい事態を避けるためにも、

経理志望者は必ず経理専門の転職サイトを使うようにしましょう。

経理求人だけを集めて掲載している求人サイトなので、未経験者もOKなホワイト求人がたくさん見つかりますよ。

↓例えば、有名どころの経理転職サイトでいえば以下の2つがあります。

(いずれも無料サイトです)

  • ヒュープロ(https://hupro-job.com/)
    求人の「質」に徹底的にこだわっている経理専門転職サイト。
    特に未経験者OKの経理求人が充実しています。未経験でも年収400万円(月給33万円)スタートの求人や、ていねいな新人研修を受けられる求人がたくさんあるので、ゼロから経理の実務経験を積みたい方はこちらがおすすめ。
  • MSジャパン(https://www.jmsc.co.jp/)
    経理専門転職サイトでは最大手のマンモス求人サイト(やや実務経験者むけ)
    年収600万円の高待遇求人〜CFOクラスの経理求人まで、常時1万件以上の求人があります。たくさん経理求人を見てみたい方はこちら。

(ヒュープロは求人の「質」にこだわった経理専門転職サイト。未経験者はこちらがおすすめ)

>>ヒュープロ公式サイトを見てみる

 

経理の実務経験を積むには?

(MSジャパンは最大手クラスの経理転職専門サイトです)

>>MSジャパン公式サイトを見てみる

 

どの転職サイトを使うか?によって、見つかる求人の質はかなりちがってきます。

転職活動は一種の情報戦なので「情報を探す場所」をまちがえてしまうと致命的であることを知っておいてください。

コツは職種や業界に特化して転職サイトを使うこと。

経理の求人は、必ず経理専門の転職サイトで探すようにしましょう。

 

無料の年収診断など「転職支援ツール」をフル活用しよう

最近のトレンドとして、AIを活用した「転職支援ツール」が充実している転職サイトが増えています。

代表的なもので言えば年収診断ツールですね。

これまでの職歴や保有資格などから、自分の適正年収(あなたの職歴やスキルなら、本来これぐらいの年収を稼げるというデータ)を知ることができます。

実際に募集されている求人をもとにAIが分析してくれるので、かなり正確な金額を知ることができますよ。

↓MSジャパンの年収診断ツールはびっくりするほど金額が正確でした。無料なのでやってみる価値ありです。

ゼロから経理の実務経験を積める「未経験OK求人」は経理専門の転職サイトで探しましょう。

(MSジャパンの年収診断ツールはかなり正確)

>>MSジャパンの年収診断ツールを使ってみる(無料)

 

【炎上しそうだけどあえて書きます】経理が転職にリクナビなんて使うな

転職サイトで求人探すとなると「学生時代の就活にも使ったし、なんとなくリクナビかな…」という感じでリクナビを使う人も多いでしょう。

確かに、リクナビは知名度ではNo.1の会社です。

テレビCMとかもたくさん出しているんで、安心感がありますよね。

ですが、すでに「経理という職種を目指す」と決めている人には、

私はリクナビはまずおすすめしません。

理由はシンプルで、登録されている求人の質が低いからです。

リクナビは「求人掲載数No.1」をかかげているだけあって、とにかくたくさんの数の求人があります。

しかし、その「質」をみると、専門サイトにはまったくかなわないといういうのが実際のところです。

なぜ、こうなるか?

その理由は、求人数を増やすことを重視している転職サイトの場合、企業側が求人を掲載するときの審査がゆるくなりがちだからです。

(そうしないと掲載求人数を確保できない)

求人掲載の審査がゆるいと、たとえばブラック企業がみたいなところも普通に求人を出せてしまいます。

未経験者の場合、ブラック求人を見分けるのがとても難しいのでリスクが高いのです。

転職サイトの内情をあんまり書くと炎上しそうなのでこれぐらいにしておきますが、

せっかく経理職という志望職種を見つけているのなら、経理の求人探しには経理専門の転職サイトを使いましょう。

転職サイトはいずれも無料で使えるものなので、使うなら専門サイト一択です。

>>未経験者大歓迎!転職サイトで経理求人を見てみる

 

(おまけ)最後の最後にお伝えしたいこと

 

ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。

私のブログにたどりついてくれたあなたに、最後にお伝えしたいことがあります。

それは「人間は、ゴールが具体的に見えていないとなかなか行動を起こせない」ということです。

 

世の中のほとんどの人は、

「仕事しんどいなあ」

「今の職場クソだなあ」

「さっさと辞めたいなあ」

と思いながらも、なんだかんだで現状維持を選んでしまいます。

みんな忙しいですからね。

ただ、そうやってモヤモヤした状態を続けていると、

なんとなく惰性で年齢30代後半・40代以上に突入してしまい、

「気づいたら応募できる求人がほとんどない。今の会社は大っ嫌いだけど、ここにしがみつくしかない…

という状態になってしまうケースが非常に多いのです。

そういう人生も否定はしませんが、どうせなら楽しく働きたいし、お給料もたくさん稼げる方がいいですよね。

なかなか行動を起こせないのは、「何をどうしたら人生が変わるのか?」というゴールがぼんやりしてしまっているからです。

逆に言えば、「これをやれば人生が変わる」というゴールが明確になっていれば、ゴールにたどり着くために必要な行動をとれるようになるのです。

 

「今すぐは転職活動できない」という方へ

  • いろいろ事情があって、今すぐは転職活動を始められない。
  • 今の職場に不満はあるけど、なんだかんだで転職せずに残る可能性もある。
  • とにかく生活のストレスが多くて、帰宅後や休日には何もする気が起きない…。

↑このブログ記事を読んでくださっている方の中には、現在こういう状態の人も多いでしょう。

転職活動なんて、はっきりいって無茶苦茶めんどくさいですよね。

特に、仕事しながら転職活動するのってめっちゃ大変。

仕事から疲れて家に帰ってきたら、パソコン開くのすらしんどい…と感じるのが当たり前です。

ですが、今すぐは転職活動できない人も、

経理専門転職サイトへの無料登録だけはやっておいた方が良いです。

日常のストレスや疲労が限界までたまってくると、

転職サイトに登録する気力すらなくなってしまうからです。

転職活動は、まずは転職サイトで求人検索して、世の中に出回っている仕事をいろいろ見てみることがスタート地点です。

その中からなんとなく気になった求人が見つかったら、

そのページを印刷したり、ブラウザでブックマーク保存したりしておきましょう。

これをやっておくだけでも「今の状態がどうしてもきつくなったら転職もある」という選択肢を持つことができます。

こうやってストレスと過労でどうしようもなくなる前に、転職という対抗策をとれるようにしておくことが大切。

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最終的に転職するかどうかはわからなくても、

世の中から見たときの自分の価値や立ち位置を客観的に知ることにつながるので、メリットは非常に大きいですよ。

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ブログ管理人

1985年生まれの大阪人。好きな漫画は闇金ウシジマくんで趣味は英会話。妻と4歳娘の三人暮らし。
三流大学を卒業後、新卒で飛び込み営業マンになるも心を病んで退職→会計事務所(税理士業界)で働いてから経理に転職しました。
15年以上ずっと会計分野でサラリーマンしつつ、副業で会社経営もやってます。気づいたら副業収入の方が多くなってました。現在法人3期目(感謝!)

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